小学生のころ、おばさんがホットケーキを焼いてくれまして、その時
「生地は耳たぶくらいの固さで」って教えてくれたんですよ。
そういうキャッチフレーズがあったのかもしれませんが、4~50年たった今でもホットケーキ作るときは、耳たぶを目安に粉と牛乳を目分量で混ぜることが出来ます。
今は、極力突っ込まれないように、きちんと分量が書かれているレシピが多いですが、今回は、キャンプなどの屋外でつくったり、ちょっと余り物でささっと焼いてみたりできるようにすべて目分量、でもふわっふわのお好み焼きのコツを、伝授(笑)したいと思います。
「柔道やラグビーやってる人の耳たぶでもいいのか?」とか「大黒様の耳たぶはどこですか?」的な突っ込みは、なしでお願いいたします(笑)
定番の材料です。
天かすがなかったので、ぬれイカ天を買ってみました。が、天かすはお好み焼きセットに入っていました。
普段はお好み焼きセットではなく、普通の小麦粉を使います。
キャベツは、ざく切りにしたものを、さらに2~3センチくらいに切ります。
ネギも薄く輪切り。
ぬれイカ天も1センチくらいに切ります。
豚バラは、出来上がりの直径よりやや長め。
野菜の分量は、1人前一つかみくらい。写真は2人前くらいかな。
大きめのボールを使う。
なんで、お好み焼き屋さんは、小さいボールに山盛り具材をいれて混ぜるんですかね?
確かに大盛にみえますけど、テクニックのない素人は、こぼさないで混ぜられる大きめのボールを使いましょう。
心置きなく、空気を含ませて混ぜることが出来ます。
ボールに肉、水、以外の材料を全部入れます。
1人前づつ作った方がいいです。
キャベツ、ネギを一つかみ(けっこう多めでも大丈夫)
天かす、ぬれイカ天(余分)紅ショウガ、ほんだし、は適当
玉子1個
小麦粉は、粉洗剤のスプーンに軽く1杯くらい。
こんな感じのスプーンですね。
スリキリ1杯もいらないくらい。少な目でOKです。
イメージですよ、実際使わなくていいですから(笑)
イメージで分量を覚えてください。
水は最後に入れて固さを調整する。
水を入れる前に混ぜ合わせます。
空気を含ませるように持ち上げながら。
この状態でも、野菜の水分や洗った水気で結構絡み合います。
普通は、だし汁と具材を合わせますが、水分が多いと厚みが出ないので、最後に水の量で調整すると目分量でいけます。
野菜にもすでに水分があるので、それを先に使うという感じです。
先に水を入れると、粘りも出てきてしまいますし、多めに入れがちなんですね。
全体に混ぜ合わさったら、水を入れます。
ワンカップの容器ですが水です。
水の量は一般のレシピにのっている分量より少なめになると思います。
水の量は、まとまった具材をお箸で持ち上げたとき、バサバサ落ちるくらいです。
時々、持ち上げながら少しづつ水を加えていくと、空気も入ってふわっふわになります。
少し水を落として、跡が少し残るくらい。
水が玉状になって、はじけたら高すぎです。
火を弱めてください。
いつまでも蒸発しない様なら、まだ、温めが足りません。
一度、200度くらいになったら、弱火と中火の間くらいで。
鉄板全体に油をひいて、具材をのせます。
お箸で、丸く形を整えます。
厚さを均一にすることも忘れないで、やってください。
厚さは3センチくらいかな。
豚バラをのせます。
縮むので、はみ出すくらい大きくてもいいです。
インスタ撮りをしてみました。
映えてる?
ここで、3分ほど角フタをします。
なければ、アルミホイルでも、ちょっと高さのあるフタでもOK.
3分後、豚肉の色がうっすら白くなってきています。
ひっくり返すとこんなかんじ。
厚さキープしてます。
ここでもう1度フタをして、3分焼きます。
3分たって、ひっくり返したところです。
ホントは、この状態で切りたくないんですけど、中の状態を確認するために切ってみました。
この厚みでも中までしっかり火が通っています。
豚バラは、カリッと焼けていて、中はふわっふわです。
鉄板の上で、お好み焼きソース、マヨネーズ、かつお節、青のりをかけて完成です。
お好み焼きには、こだわりのある方がたくさんいらっしゃって、それぞれに秘伝の方法があると思いますが、今回は、焼く前までの工程で、3つポイントを加えてみました。
1.大きいボールを使う
2.水は最後に入れて固さを調整する。
3.お箸で持ち上げて、バサバサ落ちくくらいの固さにする。
ぜひ1度お試しください。