一度にたくさんのものが焼けるというのが、大きい鉄板の1番のメリットですが、今回は、熱々のものが同時に仕上がるというメリットを生かしたメニューに挑戦してみようと思います。
使用鉄板は、ファミリーサイズ(焼き面300㎜x400㎜)です。
もっと大きい、「お好み焼きテーブルサイズ」や「お祭り屋台サイズ」もありますが、コンロにのらないので、ファミリーサイズを使います。
ファミリーサイズでもキッチンには、ちょっと大きめです。
具体的には、第1弾として、
パテは、もちろん、チーズやベーコン、玉ねぎ、ソース、そしてバンズまで、全部同時にアツアツで合体させたいわけですよ。
せっかく作るのに、冷たいバンズはいやじゃないですか!
「アツアツ」「同じタイミング」というのが目標です。
以前、ご紹介したことがありますが、お弁当のおかずを一気に作っているユーザーさんも今回と同じメリット、鉄板のポテンシャル生かしていますよね~
忙しい朝にこれはグッジョブです。
今回は、パテも作りましたけど、レトルトや冷凍でも美味しいハンバーグありますよね。そっちにすればよかった。
玉ねぎのみじん切り、いつもは炒めるのですが、フライパンを使ってしまうとちょっと鉄板一枚でという趣旨と違ってくるので、レンジでチン。
この辺は、目分量で、合いびき肉、パン粉、卵、先ほどチンした玉ねぎ、塩コショウ、ブラックペッパーなど、を適当に混ぜ合わせます。
牛乳パックを1㎝くらいの帯状に切ったものを直径10㎝くらいになるようにホチキスで止めた型に入れていきます。
この型は、後で目玉焼きにも使います。
ちょっと見にくい画像で、すみません。
2くちコンロの左側だけ、火をつけています。
鉄板の表面温度を測る温度計があったのですが、おでこの体温測って遊んでいたら、紛失してしまいました。どこへいった???
で、「鉄板の温度が一目でわかる方法」というブログでもご紹介しましたが、秘儀!水滴落としで測ると、左側は、250度前後です。右側は、100度くらいです。
これで「焼きゾーン」と「保温ゾーン」を作っておきます。
大きい鉄板はこんなこともできるのです。
適当に水を振りまいたので、左右差がありますが、左側は、水滴がはじけていますが、右側はそのまま残っています。
それでも右側は、触れないくらい熱いです。
熱いところに、火の通りにくいものからのせていきます。
冷凍ポテトも加わりました。
実は2回作っていて、いい方の工程を載せていますので、「さっきと違うんじゃない???」という画像がありますが、アハ体験だと思ってお楽しみください(笑)
卵を型に入れて焼きます。
パテにフタをして蒸し焼きにしています。
ケチャップにウスターソース、マスタードを入れてソースを作ります。
とろけるチーズを直接鉄板で溶かします。
ソースは、ヘラで移動させました。
焦げ付くことなく、保温ゾーンに移動できます。
パテの肉汁も透明になってきました。中まで火が通ている証拠です。
チーズもいい感じに焼けてきました。
温まったバンズにマヨネーズをぬり、野菜系をのせ、ベーコン、玉ねぎ、パテ、ソース、とろけたチーズをのせていきます。
ベーコン忘れてますね。
卵をのせて、バンズでフタをして完成!
そして、ベーコン忘れたバージョン。
冷凍ポテトは、意外と時間がかかります。
卵、ベーコン、玉ねぎは、焼けたら保温ゾーンに移動しておけばOK、焼きが進むことなくいい状態が保てるので、早めに焼きはじめても大丈夫です。
チーズとソースは、仕上がりが早い!これらは仕上げ直前に作り始めた方がいいです。
バンズは、焼くというより、温めなので、早いうちからから保温ゾーンに置いておいても大丈夫でした。
ハンバーガー屋さんごっこですね。
なかなか楽しい!
これだけの具材を同時に仕上げようと思うと、色々面倒ですが、大きい鉄板1枚あれば、ハンバーガー屋さんになった気分で、なんか楽しかったです。
具材を工夫すれば、もっといろんな味が楽しめそうです。
そして、念願のアツアツ試食、おいしーーー!
やっぱり、全部温かい(生野菜以外)というのはそれだけで美味しいです。
ハンバーグ、ベーコン、チーズ、ソースは濃厚系ですが、トマトの酸味とレタスのシャキシャキ感がうまく調和してくれています。生野菜もなくてはなりませんね。
「どーやって食べるんや???」
旦那氏、しばしぼーぜんと見ておりましたが、結局ナイフで半分にきって、ぐっちょりしながらかぶりついておりました。
「無言になるなあ」と発しただけで、一度持ったら、手が離せないので、恵方巻のように、口を休めることなく一気に食べました。
大きい鉄板をカセットコンロで使用することは絶対おやめください。
鉄板からの輻射熱(鉄板の下から発生する熱)でボンベが温まり大変危険です。
サーモスタットのついたコンロでは、長時間は使用できないことがあります。逆にサーモスタットがついていないコンロでは、熱くなりすぎることがありますので温めすぎに注意してください。
毎日ご飯を作っていると、「同じタイミングで仕上げたいのに・・・」ってメニューあると思うんですよ。
たとえば、チャーハンと餃子とか、かた焼きそばにあんかけとか。
ハンバーガーもそうですけど、そういうのって、お店に行って食べれば問題は解決するんですが、せっかくおうちごはんの機会が多くなってきているので、おうちでできたらうれしいですよね。
ファミリーサイズをお持ちのユーザーさんは、ほとんどの方がアウトドアでのご使用だと思いますが、1度おうちでも試してみてはいかがでしょうか?
また、こんなメニューどうでしょう?というご提案がありましたら、お問い合わせから教えてください。よろしくお願いいたします。