2015年

10月

11日

秘伝!鉄板の温度が一目でわかる方法

秘伝ってほどのモンではありませんが、ちょっと覚えておいて、

「お!250度だから焼いてもいいよ」なんていうと、

「パパすごーい!」

「あなた、何でも知ってるのね、見直したわ~」

なんてこと言われて、そこからのビールがより美味しく飲めたりするかもしれませんよ~。

*秘儀!鉄板水落とし

鉄板の温度によって鉄板に落とした水の状態が違います。

鉄板の表面温度が

1.100度以下

2.120度前後

3.150度前後

4.200度前後

5.250度以上

の5段階で、落とした水の変化を比べてみました。

 今回は定番の6㎜厚の鉄板で実験してみました。

最後におまけで、0.47㎜ほどのごく薄鉄板でも同じ実験をしてみました。

1.100度以下の場合

ちょっとピンぼけでわかりづらいですが、水がすこーしづつ蒸発していますが、なかなか水はなくなりません。

2.120度前後の場合

最初は勢いよく蒸発しますが、温度が下がってしまいだんだん蒸発速度がゆっくりになって、しみのような形が残っています。

3.150度前後の場合

水は勢いよく蒸発し、しみのような形も見る見るうちに消えていきます。

4.200度前後の場合

水はさらに勢いよく蒸発しますし、最初の数滴は、玉状になってはねています。

5.250度以上の場合

もう、すべての水が玉状になってはじけます。しみのようになりません。


5パターン実験しましたが、覚えておくのは、250前後の状態だけでよいと思います。

食材にもよりますが、一旦は250度前後まで温めて使うのが基本です。

水滴が玉状にはじけ飛んだら、OK!です。

野菜の水滴などをパッと飛ばして、鉄板の温度を確かめてから焼くと、失敗がありません。

ちなみに、この温度になるにはどれくらいの時間がかかるかというと・・・

プロパンガスのコンロを使った場合、時間と温度の関係はこんな感じです。

火力が、家庭のコンロか、BBQの炭か、とか気温、室温によりかなり違ってきますので、目安位にしてください。

鉄板の厚み/時間

0分 3分 5分 10分
2.3㎜ 23度 220度 320度 340度
6㎜ 19度 200度 270度
9㎜ 25度 170度 250度 357度
0.47㎜ 21度 300度/30秒
 

鉄板が厚いほど、温めるのにも時間がかかります。

6㎜で、3分~5分と覚えておくと便利です。

おまけで、薄い鉄板でも実験してみました。

いわゆるトタンくらいの厚さです。

0.74㎜位です。

曲がってしまった鉄板です。

一度こうなってしまった鉄板でケーちゃんを焼くと、焦げるところとタレがたまってやけないところができて悲惨です。

残念ですがスクラップです。

0.47㎜ほどの鉄板を火にかけますと、あっという間に300度近くに達し、水をかけるとパンッという音がして鉄板がグニャっとなりました。温度の上昇下降が激しく、一定の温度が保てません。鉄板は、二度ともとには戻りません。0.47㎜というのは、極端に薄いですが、量販店のBBQ鉄板は、これに近いものがありますので、冷たい食材を投入する時などは、お気を付けください。

使用鉄板

アツアツ鉄板 カセットコンロサイズ6㎜
1人~3人用 25cmx25cm 重量6mm:4.2kg
¥8,250
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